今日の■■■

今日は涼しくて、目覚めも爽快。夏特有の暑さで目覚めるといったのっけから鬱になりそうなスタートではなく、絶好の引き篭もり日和でしたよ!(あれ?)
とりあえずクーラーつけてない。


まずは『忍法忠臣蔵』読了。
やっぱりすごいね、山田風太郎。バタバタ人が死んでいくこの無常。そしてオープニングの展開を生かしまくったエンディング。「甲賀忍法帖」でもそうだけど、やっぱり綿密なプロットが頭にあった上で書いてるんだろうなあ。だだ甘なこちらの予想をぐるんとひっくり返されても、これだけ見事に緻密だと文句のつけようがない。感服。
次の忍法帖は買いだめしてある「忍法八犬伝」で。その前に他の本を消化しよう。


『とある魔術の禁書目録(インデックス)』(鎌池和馬/電撃文庫)
小説。読了。
最初に予想していたよりも話は面白かった。疑ってゴメンよ、にじ君。
だけどやっぱり文体にはちょっと馴染めなかった。普通に書いてある文はそんなに悪くないんだけど、タイトルでも使っているようにルビが多い。上記の例のように日本語に対して外国語のルビを振るぐらいなら別に構わないんだけど、「無能力」に「つかえない」とか、秋津透的なルビははなはだ読みづらいのでやめて欲しい。
あと、三点リーダー(……)を一行単位で長く続けるのも、視線を無意味に(情報入手なく)下へ動かさなくちゃいけないので嫌な感じ。これが一巻中に一回とかなら、それだけ長く重い沈黙だという効果だと好意的に受け取ることもできるが、会話文で連続で入ってたりするので特に意味はないのだと思う。小説媒体なら長さは地の文で表現できるわけなのだから。
あと傍点振りすぎ。これも三点リーダーと同じで、真に強調したいところに狙ってつけるべきものなのに、連発されすぎているせいで何処を強調したいのかさっぱり判別できない。直そうと思えばすぐにも直せる個所なだけに、きっと作者や編集は「こっちの方が良い」とか思ってやってるんだろうと思うと、今後良くなる見込みがないのは、中身がけっこう面白かっただけに残念。
この辺、山田風太郎読んだ直後だと辛い。山田風太郎も「鉄血」(鉄と血、すなわち兵器と兵力。軍備。兵備)という単語を「鉄心」(鉄のようにかたい決心)のような意味合いで使ってたり(俺にはそう読めた)きっちりした日本語というよりは雰囲気重視のようなところがある作風だけれど、それでもさすがと唸らせる風格があるからなあ。あと、忍者=殺人機械という解釈だと、「鉄血になる」=「情を捨てて殺人機会になる」で正しいっちゃ正しいもんなあ。
内容的な突っ込みどころは、魔術師二人が主人公が考えついたレベルのことを考えられなかったのが不思議でならなかったりする。これ、宗教にハマっちゃうと盲目的に常識が摩り替わるのと同じことなんだろうか。その辺の表現がキッチリあったら更にポイントアップだったんだけど。
ついでに細かいところだけど、黄金夜明のルビがなぜGolden Dawnの「G∴D∴」ではなく、Stella Matutina の略表記である「S∴M∴」なのかとか、他の本は略してないのに「無名祭祀書(ネームレスカルト)」だけネームレスになってるのかとか、朝松健読んで生半可に知識をつけた人間にはひっかかるところがあったのも残念。あとレールガンって加速用のレールなくても打てたっけ?(この辺はTAKKYの専門か)
話としてはけっこう面白かっただけに、表現でひっかかるのが残念でならない。ところで電気ビリビリ女は二巻以降で活躍するのだろうか。


『よつばと! 4』(あずまきよひこ/電撃コミックス)
漫画。
まったりした。
仕事中のとーちゃんのブレーカー落ちたシーンに同情した。
あと最後の「うっそだぁー」のリアクションには感服した。とーちゃんいい。


『かみさまのいうとおり 2』(湖西晶/MANGA TIME KR COMICS)
漫画。
えーと、萌えエロ系四コマ?
直接的なのは一切ないので知識ない人が見てもまったくエロくはない、安心設計。
ちょっと見習うところあるけど、けっこうセリフ自体は直接的だったりするので安易に同じ路線に走るのは危険だ。
うむ、がんばろう。


『バジリスク 甲賀忍法帖 第一巻』(GONZO)
DVD。第一殺「相思相殺」、第二話「胎動弐場」収録。
作画は綺麗だしよく動くし、シナリオもきっちりしてる。まさに一昨日の日記に書いた「SHINOBIはバジリスクには勝てない」発言が現実めいてきましたよ。
原作有りの部分はきっちり原作の良さをいじってないし、アニメ化などの二次媒体での不安要素でもあり楽しみでもあるオリジナル展開が、これまたとても出来が良かった。
原作では
「若いころ わしは伊賀のお幻を恋うたぞい」
「それを言いやるな しょせんは絶ちがたき両家四百年の宿怨じゃ」
の2ワードですませている場所を、回想でしっかり描写。
下手にやるとベタなところを、悲恋に終るところまでをきっちり設定考証した上で見せてくれているのはかなりの職人技。
この後のお幻の死に顔は原作以上の美しい作画もさることながら、この回想シーンのおかげでとても良いものになっている。グッジョブですよ。
不満点はあまりないけど、弦之介の声が想像よりも若くて軽めだったこと。もう少し低く響く声だったら理想的だったかな。
あと本編であれだけ動いていながら、OPはちょっと止め絵が多めに見えた。実は動く部分は動いてたんだけど、構成の都合かPCゲームのデモみたいに止め絵を効果的に使ったムービーみたいに思えたのは残念だったかも。
本編事態には関係ないんだけど、ガオガイガーはLD一枚に四話入ってたから値段が約倍になってるところに価格の高騰を感じた。昔にくらべてコンテンツ数が増え客の奪い合いになったせいで、このクオリティで作るにはこのぐらい取らないと採算あわないのはわかるけどね……初回おまけの「バジディスク」が三十分超あったから、三話ぶんの収録時間はあったと考えればまあ……陰陽座のインタビューとかも入ってたし。
とりあえず来月発売の次巻も買おうと思った。

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麓川智之

Author:麓川智之
某ゲーム会社勤務。シナリオ書いたりスクリプト打ったり企画やったりしています。 趣味筆頭は読書なものの、文庫落ち待ち派でハードカバーは滅多に買いません。 じっさい文庫はけいざいだよ。

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